小脳変性症と微小変化型ネフローゼと日々暮らす

三世代同居家族と難病の日々の出来事

久しぶりに母と出かけてきました。

何年ぶりだろう。

この病気になり始めのころは私が病院に連れて行って その足で買い物に行くというのが定番でしたが、母の病気の進行とともに 定年後も働きに出ていた父も仕事に行かなくなり この一年近くは母の病院は父がほぼ連れて行っていました。

今では デイサービスなどを利用していますが お店に買い物は行ってません。

 

で、珍しく 母が本屋に行きたいと言い出し 家族で少し話し合った結果

父は家にいなければいけない用事があり 乗れる車が軽なので私と娘と母で車いすを車に乗せて 主人と息子は別の車で同じ場所に出かけることにしました。

 

本屋で買いたい本があるとは言うのですが どんな本かは、はっきりしません。さらに言うとあまり目が見えていないらしく 文字は最近読めなくなっているのです。

でも、出掛けたいという 珍しく外向きは発言だったので 連れていきました。

本屋には入って、健康や病気に関するモノを探しているとは言っていましたが その棚に行っても 特にどうしたいかという動きや希望がなかったので 近くのスーパーに 買い物に行きましょうと誘い 行きました。

 

買いたいものを聞いたのですが 特に何か欲しいというモノも 興味もあまり無いようでした。そのうち 疲れて来たのか 車椅子に乗る姿勢がだんだんと悪くなり 急いで会計を済ませた後 首が固まってしまい顔は天を仰ぎ向き車椅子にきちんと乗っていられずに 苦労しました。

最初の車の乗り降りは 母の体が動くので楽でしたが 最後車に乗るときは体が硬直してしまい 足も手も 固まったような感じでしたので 主人と二人がかりで苦労して車に乗せ シートを倒して 帰ることにしました。

車を走らせ5分くらいたったころ 首の硬直が取れたのか シートを起こしてほしいといわれたので 赤信号で止まっているときに シートを起こし家まで帰りました。

 

外出の時間は一時間程度でしたが それでも疲れてしまうみたいでした。

次は お店の梯子をせずに 30分程度の目安で 出掛ければと思いました。

あと、外出したはいいけど かなり物事に消極的な感じが気になりました。

私が義理の娘だからとかは関係ないと思うんだけど…。←息子も孫も一緒だったし。

それと 娘が一緒にいてくれて 色々お手伝いをしてくれたので助かりました。

 

1対1は難しい。